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【ブログ連載】エース「刻印」 #3

【ブログ連載】エース「刻印」 #2
↑の続きです。

私は決してこの連載を忘れてないよ!!!!!!!!!(必死のアピール

久しぶりに続編書こうと思います。
原作で「スペード海賊団は全員白ひげの仲間になって船に乗ってる」とついに明言されてしまいましたが、
私には聞こえてないんだぜ!ヒーハー!!!

ご都合主義マンセー\(^O^)/

あ、ブログ連載ということもあって、展開がとっても速いです…!
物語に深みも何もあったもんじゃないです。
最初からそんなのねーダロ!というツッコミが入りそうですが…

色々と許せる方のみ追記よりどーぞ!><






これは、悪夢だ。

私は彼の背中に刻まれたドクロを見て、率直に思った。そして同時にこれが夢であることを願った。酷な夢ではあるけれど、夢であったら、救われたのだ。少なくとも、私は正気でいられた。

だが、これは紛れもない現実で。その事実に、吐き気がするほどの嫌悪感を覚えた。彼の背中に。不可解、といった表情をする彼に。私を見るや否や驚いて言葉の一つもない出ない彼に。何もかもに。


「エー…ス…」


私もその言葉を絞り出すのがやっとだった。この状況で、他にどんな言葉を吐けばいいのだろうか。ただただ信じられなくて、信じたくなくて、頭の中が真っ白になって、呆然とエースを見つめることしかできない。エースもそれは同じみたいで、いま在る現実を処理できなくて困惑のあまり息をすることさえできてなさそうだった。

呼吸することさえ許されないようなこの空気で、威風堂々たる声を発したのは、あの男だった。


「ここに何しに来た、お嬢ちゃん」
「白ひげ…!」
「なんて、聞くまでもねェか。グラララララ…!」


一体何が可笑しいのか。白ひげはゲラゲラと笑い飛ばす。私はカッとなってナイフを取り、白ひげに向かっていった。殺気を消すことさえせず。私が本気だというのに、そんなこと分かっているはずなのに白ひげは笑いっぱなしで、私は余計に頭に血が昇って、止まることなんてできやしなかった。


「待て、エミリー!!!」


白ひげの首にナイフが刺さろうとした瞬間。私と白ひげの間にエースが烈火の如く入ってきた。エースの腕にナイフが突き刺さる。もちろんメラメラの実の能力で、腕は炎となってナイフが突き刺さることはなかった。


「…あんた、自分が何してるか分かってんの…!?」
「ああ…!分かってるつもりだ…!」
「だったら止めるな!あんたの大事な船長を守りたければ私を殺せ!私は…あんたの敵、なんだから…!!」


憤りに任せて発した言葉は全て私が認めたくなかったものだ。言うことすら、避けてきたもの。それなのにいまになって、驚くほど淡々と口から出た。私の中で何かの糸がプツンと音を立てて切れたのだ。私が抱いていた希望の光が、消えてしまったかもしれない。それと同時に、瞳から堪え切れなかったものが、ボロボロと零れ落ちていく。


「やっと会えたのに…!何でよ…エース…!!」
「エミリー…」
「白ひげの仲間になるなんて絶対に許さない!私たちに黙ってそんな大事なこと決めるなんて!!お願いだから、帰ってきてよ…エース…!!」


私には、あんたが必要なのに―。
憎らしいのと、切実なのとで、頭の中がぐちゃぐちゃになる。白ひげのトレードマークが刻まれた背中に、激しい憎悪を覚える。これは、エースの決意のしるしだ。もう私が連れ戻しにきたところで、簡単に揺らぐわけがないんだ。もうエースは戻ってこない。もうエースは私たちの仲間じゃない。名実ともに、白ひげ海賊団の船員だ。そんなこと、わかっている。頭ではわかっていても、冷静に受け止められるほど私は大人になりきれない。簡単に頷けることなんて、できるわけないじゃないか。


「私と決闘しろ…白ひげ!!」
「なっ…!?何言ってんだ!エミリー!」
「あんたは黙ってて!あんたの背中の刻印…私が消してやる!」
「ばかやろう!お前が勝てるわけねェだろ!」


そんなこと、言われなくても分かっている。エースが勝てなかったんだ。私に勝てるはずがない。けれど、これはそれすらも超越した問題だ。私にも、意地ってもんがある。少しくらい、悪あがきをしたいじゃないか。


「私たちの船長を…私のエースを返せ!」


私のそれはまるでエースが誘拐されたかのような口ぶりだ。ばかなことを言っている。だが、白ひげは今度は笑わなかった。何を考えているのか読み取れない表情で私を見つめている。張り詰めた空気が痛い。だけど、私は白ひげの貫禄ある視線を正面から受け止めた。あるいは、視線を逸らすことすらできなかった。
そして、男は口を開いた。


「いいだろう…その勝負、受けよう。海賊として」
「当然よ。潰してあげるわ、…海賊として」
「グララララ…!やってみろ。仲間をかけた戦いに、おれは手加減できねェぞ」
「望むところだ!」


両船員が見守る中、戦いの火蓋は切って落とされた。
静かに訪れた夕闇は赤く染め上がり、まるで炎のようだった。



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*あとがき*

「私たちの船長を…私のエースを返せ!」
この台詞が書きたかった。
なので、この連載の目的はほぼ8割達成されてしまった。
あとは完結に向けて突っ走るのみ!!!
できればあと3・4話で終わりたい。
それくらい、すっきりまとまった連載が書けるようになりたい…


| 小説 | 2010-09-20 | comments:0 | TOP↑

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